あきらが旅立って・・・2年が経ちました
もっともっと前に書こうと思っていたんだけど・・なかなかかけずにいたので・・今回は・・・
愛するわんちゃんと最期の時を迎えるまでに過ごす時間をより良くするために・・・
そして後悔しないために・・介護に必要なものをまとめていきたいと思います。
あきらは前提疾患(ぜんていしっかん)になってからその命を終えるまでに1年と6ヶ月ほどの時間がありました。
前提疾患から回復し日常生活を取り戻したものの、体は傾きがちで以前のように走ったりすることはなく、お散歩もだいぶ時間・距離が短くなりました
それでも・・・
私はいつまでもいつものあきらだと思ってしまっていました
頭が良くて、話が通じて・・
今思うと・・もっともっと介護の方に目を向けてあげていたらな・・と思うのです
なので・・
今回は自分の後悔も含めてまとめていきます
大きめプールorサークルで落下や怪我から防げ
まず真っ先に買った方がいいものは間違いなくプールです
あきらがだんだんボケてきて・・・
階段の間や、わずかな隙間にあたまを突っ込んだまま身動きがとれなくなることが続き(後ろに下がればいい・顔を横にむければいいという考えがなくなるんです)
どうしたものか・・と・・
あきらは普段リードで繋ぎっぱなしではなくお庭でも家の中でもノーリード
ボケるまえはリビングから他の部屋に移動することはありませんでした、
だからあきらが階段やトイレの横にハマっているのをみて・・あぁ・・ボケてきたんだなぁ・・と実感しました。
大きめプールならどんなに回っても怪我の心配はありません
プールの中に敷き物をしくと窒息の恐れがあったので・・
プールの中ではなく、プールの下にカーペットなどをしいて暖かくしました
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プールがあることでこの中で粗相してもすぐ洗えるし便利です
ちなみに・・2つかって・・交互に使っていました
夜寝るときはちょっとせまいサークルにしてあげることで安心して寝ることができました
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このサークルの中をぐるぐるまわりつづけいました。
あまりにも回り続けるときはこんな感じで足先に触れる感覚が全く違うものを敷いてあげると安心してごろんとねたりできました!
毛布やふとんは窒息の恐れがあるので・・
エアコン常にフル稼働で、布団を直接かけるのではなくこのサークル全体があたたまるように囲うように大きめブランケットとかをかけていました。
お散歩するなら首輪+ハーネス、ペットキャリー
体が傾いてもお散歩はだいすき!
でも通常の首輪だと同じ方向に体が傾いてしまい、負担がかかるのでハーネスにしてあげることでバランスがとりやすくなりました♡
人間もそうだけど・・歩かなくなると・・さらに歩けなくなります
その見極めが大事で・・本人が辛そうなら無理せずペットバギーでの散歩に切り替えてあるきたそうならハーネスで・・っと。
あきらはなくなる前日もバギーでのお散歩
自力でもお散歩していました♡
11kgの柴犬もまるまる載せられる大きめバギーはこちら
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介護に必要なおむつは手作りの方がフィットした!
色々おむつはあるんだけど・・柴犬のあきらには、市販のものだけよりも
人間のおむつ+マナーベルトが一番フィットしたよ!!
詳しくはこちらにまとめてあるんだけど・・・
あきらさん・・亡くなるその日も外でおトイレしたがっていましたね・・・
お散歩も毎日いきたがっていたし!!
老犬にぴったりの介護食は・・
実はあきらさん、亡くなるその日もぼりぼりとドライフード食べておりました・・
前提疾患直後は栄養価の高い缶詰とかだったんだけど、
自分で食べられるようになってからは、最後までカリカリ大好き!!
自分で食べられなくなるというのがない状態で旅立ったのでここは参考になりそうなものがありません!
栄養のことを考えてあげるのは大事なんだけど、すきなものを食べさせてあげるというQOLにも目をむけてあげるのも大事かなぁと思います。
これはあきらが前提疾患直後に食べていたもの
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我が家には毎年保護猫ちゃんがくるんですが、体力が低下しているねこちゃんもこれを同じものを食べます。
栄養がぎっしり詰まっているので一時的な食事として補給していきます。
老犬が迷子になったら真っ先に水路を探して欲しい
我が家のお庭は柵で囲まれていたんですが・・
わずかな隙間から抜け出し・・・水路に落ちました。
ボケる前はお庭のルールがしっかりわかっていたのに・・
もうそれも忘れてしまっていくんです。そして
平衡感覚がなく傾きながら歩くので水路にはまってしまうんです。体つたいにどんどん進んでいくので・・水路で身動きが取れなくなってしまうんです。
わずかに目を離したすきにありえない距離を移動している
本当にびっくりします。
水路に落ちていたわんこを見つけたら即座にポカポカのお風呂にいれて体を温めまくってください。
速乾性のあるタオルでふきあげとにかく温める
冷えは体調を悪化させます。
そして・・万が一脱走した時のために必ず連絡先のかいてある首輪をつけてあげてください。
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↑こちらに名入れと電話番号の記入ができます。これがあるかないかで飼い主への連絡速度が全く違います。
マイクロチップはマイクロチップを読み取る機械がないとわかりませんが首輪なら保護してくれた人がすぐ連絡をくれます。
必ずつけておきましょう。
旅立ちが近づいた時にできること
あきらさんは急変しました。
それまで立って歩きごはんもしっかりと食べ・・・満開の桜も見に行きました
それでもお別れの日は突然やってきます。
こんなサインがでたら、お別れの時期が近いと思ってください。
- 自力でご飯を食べなくなった
- 呼びかけても応じない
- 体温が下がってきた
- 舌の色が紫がかっている
- 口をひらいで苦しそうに呼吸している
- 血尿
- 意識とは無関係に体がうごく
など・・
あきらの場合は突然の血尿と呼吸の荒さ・・
病院に移動している間に舌の色があきらかに悪くなりました。
「耳は最後まで聞こえているから」
そう言われて・・診察台の上のあきらと家族の時間を過ごしました
元夫のけんくんにもテレビ電話をつなげました
たくさんの人に愛され家族に見守られながら最期の時を迎えました
後悔なんて数え上げたらきりがない
今日が最期だと知っていたら・・
もっと名前を呼んだのに
今日が最期だと知っていたらもっと抱き締めたのに
今日が最期だと知っていたら・・・
もっともっとだいすきと伝えていたのに・・
もっと・・できることはきっとあったんだ。
旅立ちが近づいたら最後にできること・・
家族との温かい時間
これに尽きる
命あるものは必ずお別れが来る
でも一緒に過ごした時間に得たことをその後の人生に活かしていくことこそが命を手にすることの責任なんだと思う。
あきら・・ありがとう。
何度も何度も伝えた。これしかできなかった
でもそれができた。
今日はここまで
また介護の時に使っていたものを思い出したらアップしていきます
うちの柴犬は今15歳です。認知症が末期の状態で、昔脊髄の神経も痛めているのもあり自力で立つ事もできず、ご飯も抱っこして口まで運んで食べさせてる状態です。回りたくても身体が思うようにうごかず吠えたり、抱っこも嫌がるので散歩行けず犬用のベビーカーを購入しようか迷ってます。犬の介護が初めてなのですが、毎日が愛おしくて就活をしてあげつつもまだ長生きして欲しいと願う毎日です。