回っていました。その日からの出来事の残して起きたいと思います。
発症から1年半後あきらが旅立ちました
介護に必要なものまとめました
最期を家族で迎えるために・・老犬になったら絶対揃えておきたい介護アイテム
14歳、老犬を襲う突然の眼振と嘔吐
2018年12月5日 (水)
冬とは思えないぐらい暖かい日でした。いつもと変わらぬ日常でした。
15時まで自宅で仕事をし、いつも通りのあきらへの声がけ。息子の習い事で家を空け19時過ぎ帰宅するといつもなら寄ってくるあきらの姿がありません。
あれ・・・?お昼ご飯が半分残ってる・・珍しいな・・
あれ・・吐いてある・・・(2箇所、しかもほとんど消化されていない)嫌な予感・・
お庭のいつものお気に入りの場所へ行くとあきらがうずくまっていました。
「どしたぁ?まだ外がいい?」
暖かい日はあきらは20時ぐらいまで外の風を楽しんで家の中に入ってきます。
ところが・・呼びかけに応じません。
あれ・・おかしい。
「あきらぁ!おい!あきら!どした?」
目が合いません。
あきらの目を見ると小刻みに動いてます・・眼振だ。すぐそう思いました。
愛犬の眼振を見つけたら真っ先にやること
尋常じゃない目の動き、死ぬのかも・・正直そう思いました。
だから、真っ先に
冷静になることに徹しました。
犬は飼い主の声や態度、汗の匂いで全てを察します。ここでギャーギャー騒いだらあきらがパニックになる。
現状把握、記録を取る(撮る)
心拍・流血・怪我・よだれ・耳の聞こえ・嘔吐の有無・うんちの様子・ご飯
お医者さんに聞かれた時正確に答えられるように記録、録画。
その日に撮ったあきらの眼振がこれ
※眼振を見ると人間も酔うので気をつけてね!!
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眼球振盪(がんきゅうしんとう、英: nystagmus、独: Nystagmus)は、自分の意思とは関係なく眼球が動く現象。病的なものと生理的なものがある。一般的には眼振(がんしん)と略して呼ぶことが多い
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
このぐるぐるじゃ相当めまいがひどそうだな・・ヨダレもポタポタ落ち続けています。
安心できる場所へ移動する
あきらを抱きかかえて家の中へ。リビングに大きめの布団を敷いて、無理やり横に寝かせました。
でも落ち着かず、いつも自分が過ごしている玄関スペースに行きたがる・・
何度か玄関に運んだり、リビングに行ったりを繰り返し、ようやく布団の上で寝始めました。
速攻駆け寄ってくるクロネコのぶたくん(旧こんぶくん)
ぶたくんはあきらが大好きなんです。寝るときはいつも一緒。
今回も我先にとあきらの横にぴったり♡
あきらもいつものぶたくんの匂いで安心したのか・・
体を布団に委ねて眠りにつきました。
結局男たち全員集合でこの日はぐっすり。
前提疾患を起こしている時は本人の意思で何かをしたりすることができません
飼い主側が心地の良さそうなポジションを見つけてあげてください。
寝かせ方で迷う人がすごく多いようですが、嘔吐したものが詰まらないような状態
粗相しても問題ないようにペットシートなどを敷き詰めておくのも手です。
体の向きもわんこが納得いく場所があると思うのでそのむきにしてあげるとよいです。
専門家(動物病院)に連絡する
この後、夜間やっている動物病院へ電話
今すぐ連れて行くべきか、明日でもいいか・・
状況を詳しく話すと、
「恐らく前庭疾患で間違い無いと思いますが、詳しく見てみないと断定はできないので、緊急を要するようであれば連れてきてもらえればすぐみれます!」とのこと。
激しい嘔吐や痙攣なども無いため明日かかりつけに行きます
と電話を切りました。
※病院がやってる時間帯だったら即連れて行った方が良いです!
前庭疾患は高齢の犬に前触れなく突然起こる
翌朝・・12月6日(木曜日)
ぴったりくっついてる。
寝ていても・・
ずっと動いている目・・
しんどいだろうなぁ・・
朝一で病院へ
普段は後ろの座席の足元にペット用BOXを置いて移動するんだけど、
立てない、ひっくり返る、ずっと動いてる
何をやってもダメ・・結局布団でぐるぐるにし安定させてダッシュボードの下にスポッとはめ込んで移動しました。
かかりつけのお医者さんもびっくりしていました
熱37度、目の動き、耳の中、歯茎の硬さ、一通り丁寧にみて
「前庭疾患だねぇ・・あきらくんの場合耳はキレイだから耳から細菌が入ったとかじゃなくて脳の方だね。人間で言うと脳梗塞みたいな感じで、なんの前触れもなく突然起こるんだよ。
強力なめまい止めを打つからちょっと様子見て、後今日は点滴だね、食べれてないでしょ?」
っと。
前庭疾患に原因はない
原因ってなんですか?と聞くと、
「これ!!と言う原因より、高齢になると結構なりやすい疾患の一つなんだよね。それと、こんな天気のせいなのか(12月なのに前日はめっちゃ暑くてTシャツ1枚で平気だった、この日は雨が降って寒い)ここ最近前庭疾患で連れてこられる子が多いような感じがする。
眼振の方が先に治るし、首の傾きも時間とともに良くなっていくからすぐ命に関わるようなことでは無いんだけど、ぐるぐる回り続けている状態だから、食べても吐き出しちゃう子が多いんだよね。そこから脱水とか、栄養バランスの低下で感染したりするからそっちが怖い!ビタミンたっぷりの点滴打って様子見よ。」
高齢とともに心臓が弱くなっているあきらは心臓のお薬を飲んでいるんだけど、
それを引き続き飲むことと、全く食べられない、飲めない日は点滴を打って様子を見るということで帰宅
この日の治療は
- ステロイドの強力な酔い止めの注射
- ビタミンたっぷり点滴
- 心臓の薬
でした。お水補給のためにスポイトも出してもらいました。
玄関まで抱っこしてもなかなか家に入りたがらない・・
おしっこ?
あきらに聞くと
それ!!って顔 笑 (飼い主だから分かるのかな、この感覚・・)
ぐるぐるしながらも自分で一生懸命おしっこタイム
家の中に入ってお布団の上に行っても自分がどこにいるのかいまいちわかっていない様子
自分ではまっすぐ立っているつもりなんだけど、左側に傾く
おーせが横に倒してあげるとそのまま眠る。
でも寝ていてもずっと目が動いたままなんです。しんどいよね。
※眼振の動きは長時間見ちゃダメよ。酔います!
でもさ、すぐ駆け寄ってくる家族がいるんだよね
飼い主の飼育放棄からガリガリの状態で保護され縁あり我が家に来てくれたあきら・・
もう一人じゃないよ。
お水も上手に飲めました。
この日から寒くなると言うことで・・暖房+毛布 +くろねこ’s
3匹スヤスヤ寝ました。
そして・・紅一点のツンデレお嬢は・・
あーた・・いつ一緒に寝てくれるのよ?
っとスネモード・・
普段は2階で一緒に寝るんだけど、あきらのためにしばらく1階で寝ることに。
寂しがりふわちゃん、スネスネ・・
でも少しの間我慢してね。って言うかリーくんと仲良くすればいいんだよ・・そうすれば下界に降りてこれるのに・・
なぁんて思いながら2日目の夜を過ごしました。
続きはまた今度。
現時点でのまとめ
- いきなりでびっくりするけど、どんなワンちゃんでも突然起こりうる疾患であること
- 冷静に対処すること
- 時間とともに症状が和らぐから動物病院できちんと見てもらうこと
もし愛犬が同じような状態になった時は前庭疾患を疑い慌てず病院に連絡してね。
翌日からの記録は・・
とても参考になりました。
うちのが先週金曜日になり焦ったのですが、4日目の今日にはずいぶん回復しました。
まだよろけたり、食欲が前ほどじゃなかったりしますが、安心レベルまではきました(^ ^)
ありがとうございました(^ ^)
失礼します。うちの黒柴プリンも13才 先週金曜日から眼振が酷く、土曜日 動物病院に連れて行きました。うちは心臓が悪く、耳も痛がるのですが処置をしようとすると嫌がり噛むので、耳が中耳炎から眼振が出たのかと思います。 けれど 一件目の近所の動物病院は触診もしないなど悪態が酷い先生で麻酔薬して耳を綺麗に掃除してくれたのですが、 薬は出されても飲めないし、 別の病院に昨日行きました。
飼い主が慌てないことですよね。 慌てました。
今日も点滴にいきます。